イスラエル・イノベーション・エコシステムの現在-日本企業へのインプリケーションズ-
日本企業とイスラエル企業はその特徴に補完性があり、両者が連携する利点は大きいと考えられ、連携の進展に期待する向きは多い。その一方で、昨年からのウクライナ情勢、昨年末に発足したネタニヤフ新連立政権の強硬な対外政策、等々イスラエルを巡る不確実性は以前よりも増してきている。一方で、2020年にアラブ諸国とイスラエルの間で締結されたアブラハム合意により中東地域全体でビジネスがより融合していくのではいか、という期待感もいまだ存在している。ポストコロナの局面で、日本企業はイスラエル企業とどのような連携を、どのように進展させていくのが正解なのか。今回はKPMGテルアビブのお二人をお招きし、今のリアルな状況を共有し、今後を展望したい。